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プレステRGB化

AVMultiOut配線外観


プレステの映像をRGB出力にします。
一応、純正でRGB21ピンケーブルは用意されていますが、
テレビがRGB21ピン入力に対応していなければ意味がありません。
そして、現在のテレビにはそれが装備されていないのが普通です。

そこで、専用モニタにRGB入力できるようにプレステを改造しました。
ビデオ出力とは明らかに画質が違います! この改造はオススメ!
(S端子での接続よりも、さらにクッキリ映ります)

R,G,B,GNDは左の「AVマルチアウト」端子から引っ張ってきました。
C−SYNCは内部のCXA1645Pというチップから引っ張ってきています。
それらをDIN−8ピンにまとめて電源コネクタの上から出しました。
(これにより現在では、AVマルチケーブルは音声出力のためだけにつながっています。
音声出力もDIN−8ピンにまとめることはできますが、あまり意味ないですよ…)

もちろん専用モニタのケーブルもDIN−8ピンに変えてあります。
また、ここで紹介している3.3インチ液晶モニタもDIN−8ピンに
してあるので、このプレステと直接つなぐことができます。

なお、改造したプレステの型番は、SCPH−5500です。


プレステRGB化について問い合わせのメールをいただいたので、
その内容をもとに、いくつかのポイントを解説します。


Q1. プレステのRGB化に挑戦しましたが、パソコンモニタに上手く映りません。
A1. そのパソコンモニタは水平周波数15kHzに対応していますか?
プレステからの出力は水平周波数15kHzです。
パソコンモニタは一般的に水平周波数31kHz以上に対応しているので、
そのままではプレステの映像を映し出すことはできません。
アップスキャンコンバータを通して接続してください。
Q2. プレステから取り出す信号がわかりません。
A2. 写真下の簡単説明をお読みください。
プレステからはR,G,B,C−sync,GNDが取り出せます。
業務用RGBモニタに映し出すのであれば、これらの信号をそのまま使えます。
ただし、ビデオアンプが必要になることもあります。
一方、パソコンモニタに映し出そうとする場合、C−syncではなく、
H−sync,V−syncが必要になります。
Q3. プレステからH−sync,V−sync信号をどうやって取り出すのかわかりません。
A3. 直接は出力されていないので、LM-1881Nというチップを使ってC−syncまたは
ビデオ信号をH−syncとV−syncに分けます。
パソコンモニタに映すことを考えているのであれば、モニタによってはH−sync,
V−syncを入力する端子のどちらにもC−syncを入力して映るものがあるので、
試してみてもいいかもしれません。
もちろん、15kHzに対応していないパソコンモニタの場合はアップスキャンコンバータ
を用意しましょう。

パソコンモニタに映そうとして、「水平周波数15kHz」に引っかかる方が結構いらっしゃいます。
当ホームページの基板解説コーナーではモニタについても触れているので、
基板を遊ばれない方も参照されてはいかがでしょうか。



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hondaさんから問い合わせメールをいただきました。ありがとうございました(^^)/
(99/12/28)

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